「セブは観光地で政府が治安に力を入れているから安全」というが、観光地で観光客狙いの犯罪が発生するのは世界中どこも同じ。
【解説】 フィリピン留学を扱うエージェントのサイトや、セブにある英語学校のサイトなどを見ると、セブは世界的な観光地で国が治安に力を入れているので安全、といったことが書かれています。
確かにたくさんの観光客に来てもらって観光業を振興したいですので、フィリピン政府もセブ当局も治安には力を入れています。そして、フィリピンの他の大都市と比べてセブの犯罪発生率が低いことも事実です。
しかし、セブの治安がフィリピンの他の都市より良いことと、セブが安全であることとはイコールではありません。なぜならば、他の都市より良いといってもそれは所詮はフィリピン国内での比較にすぎないからです。リトルリーグの優勝チームがプロ野球チームと同等だと言っているようなものです。
例えば、セブの殺人の発生率は日本の10倍近いですし、強盗の発生率も日本の2倍です。あまり知られていませんがセブにもスラムはありますし、観光地であるからこそ観光客相手の犯罪も起こります。
セブの治安は他の都市に比べて「良い」のではなく「マシ」であるに過ぎません。もちろん留学して普通に暮らしている限りは危ない目に遭うことはありませんが、日本と同じ気持ちで警戒心ゼロで安全に暮らせるというわけでもありません。常に注意は必要です。
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